WRV神奈川支部について

karugamo-aisatsu皆さんはご存知ですか? 神奈川県内で1年間に救護される野生動物の数を。その数、約2,000頭(羽)。 47都道府県の中で、断トツに多い数字です。 ※鳥獣関係統計(環境省)より

それでは、救護された野生動物の原因(救護原因)は何でしょうか?  交通事故 窓ガラスへの衝突 釣り糸がからまる・・・  そうです。救護原因の多くは、私たち人間活動によって起こっているのです。 人間活動の犠牲となっている野生動物の数が、断トツに多い神奈川県。 もしかすると、神奈川県は野生動物にとって一番住みづらい県なのかもしれない。 そのような思いから、WRV神奈川支部は発足しました。

WRV(野生動物救護獣医師協会)は、傷ついた野生動物を治療、リハビリして再び野生に帰す活動をしている獣医師の団体です。しかしながら、獣医師だけでなく、市民自らの手で助けてあげたい。 私たち市民が多くの野生動物を傷つけているのですから。

そこで、市民が野生動物の傷を手当てできるように、また傷つく現状を多くの人々に 伝えるために、そして傷つかない社会を実現するために、WRV神奈川支部は「野生動物リハビリテーター」の養成、資格認定制 度を2005年に創設しました。人も野生動物も安心して暮らせる神奈川県にするために、私たちは日々活動しています。

WRV神奈川支部の活動理念

●WRV神奈川支部がめざす社会(ビジョン)
 人も野生動物も安心して暮らせる社会をめざします。

●WRV神奈川支部の使命(ミッション)

  1. 人間によって傷ついた野生動物を獣医療をもって野生復帰させること。
  2. 物言わぬ野生動物の代弁者になって人と野生動物の共生を図ること。

WRV神奈川支部の活動方針

  1. 人間の生活が原因となって救護された野生動物のために、治療法・リハビリ法の改善・確立を図りながら、一個体でも多く野生復帰できるように努めます。
  2. 野生復帰のための傷病野生動物の看護・復帰訓練を行う野生動物リハビリテーターの養成・資格制度化に努めます。
  3. さまざまな野生動物とのトラブルを解決するための調査研究に取り組みます。
  4. 野生動物とのトラブル解決に向けて行政や関係機関と協力・連携します。
  5. 傷ついた野生動物たちの声を代弁して発信します。

WRV神奈川のロゴについて

kanagawa私たちが救護の対象にしている哺乳類、鳥類、爬虫類、海生哺乳類の中から、神奈川県に生息している特徴的な種類を選び、神奈川県を象った地図の中に当てはめたものです。哺乳類:ムササビ、鳥類:オオタカ、コアジサシ、爬虫類:ウミガメ類、海生哺乳類:イルカ類をモチーフに描いており、神奈川県に生息する野生動物を守りたいという意思を表しています。

WRV神奈川支部会則・事業報告等

PDFファイルにてダウンロードできます。

<所在地>

〒221―0802
横浜市神奈川区六角橋5-17-15皆川ハイツ102(2017年4月、川崎市中原区より移転)
TEL:045-548-4744
FAX:045-548-4745
特定非営利活動法人 野生動物救護獣医師協会 神奈川支部

◆地図

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