野毛山動物園での活動

野毛山動物園は桜木町駅から徒歩15分ほどの市街地にあり、登録リハビリテーターは園内にある動物病院の病棟で活動しています。活動は不定期ですが、1人ひと月に1回から数回の割合で活動しています。

保護される野生動物はおもに身近な野鳥で、他には哺乳類等も持ち込まれます。春から夏の繁殖のシーズンには病棟はヒナでいっぱいになり、とても忙しくなります。職員の方から指示された餌を野鳥の種類別に準備し、決められた時間に餌を与え、成長して野生にもどれるように、との願いをこめて世話をします。秋から冬にかけても事故や衝突による骨折等での保護があり、病棟が空っぽになることはありません。

nogeyama2活動は、保護動物の飼育以外に、園内イベントへの参加・園内ガイド等があります。イベントでは、テーマに応じてパネル展示やクイズ・紙芝居などを行います。たとえば『どうぶつたちのSOS展』ではヒナの誤認保護防止のために『ヒナを拾わないで!』をテーマにし、道路や公園の植込み等でヒナを見つけた時の対処法をわかりやすく説明しています。

野毛山動物園には保護されて野生復帰出来ないミゾゴイが飼育展示されています。希少種のミゾゴイの生態などを知ってもらうため、月に1、2回の週末にミゾゴイガイドを行っています。

★野毛山動物園のホームページ

(文章:リハビリテーター4期・東山)