リハビリテーターの声
*リハビリテーターの皆さんへ:ぜひ声をお寄せください。文章200字前後・顔写真(できればマスク無し)を皆川先生へこのメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。してください。
神奈川県野生動物リハビリテーターは、10代の学生から、主婦、会社員、仕事を引退した方まで、年齢、性別、職業は様々です。また、資格を取ったきっかけも様々ですが、皆それぞれの想いをもって活動しています。リハビリテーターたちの声を紹介します。ぜひ、あなたも仲間になりませんか?
●環境教育プログラムを行う資格を取得したことがきっかけで、野生動物に興味をもち、また、人に伝えるためには自分自身が野生動物の生態や現状を知っていることが重要だと感じました。そのため、自分にとって身近な地域で生息している野生動物の現状を知り、同じ活動をしている人たちと交流したいと考え、この神奈川県野生動物リハビリテーターになりました。これからは、リハビリテーターとして野生動物救護に関わりながら、知識と経験を積み、様々な人と交流していきたいと思います。(10期・門間)
●私は高校生の時に一羽のスズメのヒナを拾い育てました。 そのヒナはすくすくと大きくなり、野に戻っていきました。 でもそれは誤認保護であったと気付いたのは何十年も後になってからのことでした。野生動物リハビリテーターになろうと思ったのはこの事がきっかけでした。また、神奈川県立東高根森林公園で野鳥観察会を行った際に、公園側からイベント「スマイリングフェア」への参加を勧めていただきました。「野生動物ボランティアセンター」として2012年から毎年、被災ペット紹介や野生動物との関わりかた等を紙芝居を通じて皆さんと一緒に考えております。(7期・馬場)
●キジバトのヒナを拾ってしまったことがきっかけでリハビリテーター制度を知り、資格をとってみることにしました。会社務めをしているため日々の活動にはなかなか参加できずにいますが、ホームページの運営など、仕事の合間にできることを担当しています。いつか時間ができたら救護やイベント活動にももっと参加していきたいです。(7期・浜崎)
●動物病院でトリマーとして働いていますが、野生動物に関わることも多いです。病院に持ち込まれる子(動物)たちを見て、私にも何かできることがあるのでは?と思っている中、野生動物リハビリテーター制度を知りました。実は、子供の頃に誤って保護したスズメのヒナが、次の日死んでしまったという苦い経験もあり、このリハビリテーター資格を取りました。仕事上、イベント等の活動にはなかなか参加できないのですが、動物病院で「ヒナが落ちている」などの問合せに、適切なアドバイスをしたり、と微力ながらも野生動物の力になれればと思います。(5期・木村)
●なんの専門知識もない野鳥好きの主婦が、リハビリテーターの新聞記事がきっかけで資格を取って、もう6年になります。庭に来る鳥を見て楽しむ程度だった生活から、「野生動物保護」という重いテーマに取り組むことは容易ではなく、初めは私に何ができるのかと悩みました。あせったり落ち込んだり、頑張ってもなにも変わらないんじゃないかと自問自答したり…。そんな時に、励まし、アドバイスをくれたのは、皆川先生やリハビリテーターの仲間でした。1人では微力なことも「傷ついたり絶滅の危機にある野生動物を救いたい」という共通の思いを持つ仲間と一緒に経験を積み重ね、最近は多様な保護活動に取り組めるようになってきました。継続は力なり!という言葉を心に刻みながら、これからも一歩づつ進みたいと思います。(4期・東山)
●72歳の時50年間の現役生活にピリオドをうち、いよいよ自由で楽しい生活ができると思っていた矢先、たまたま野生動物リハビリテーター制度があることを知り早速応募しました。10歳代の昔(当時は今ほど厳しい規制はなく)野鳥飼育の面白さに夢中になった頃を思い出させてくれました。認定後は金沢動物園で活動して以来約6年間月2回のペースで続けています。手の届く近さでその表情を観察するのは大変な喜びであり、特に元気になった個体を放野した時の達成感は格別です。身体的にはかなり厳しく感じることもありますが、園の飼育員からもいろいろ教わりながら、この楽しい活動を当分続けたいと思っています。(4期・森田)