環境教育・普及啓発・調査研究

私たちは、施設での救護活動の他に、自然環境保全に関する環境教育、普及啓発、調査研究等の行っています。こうした活動も、救護と同様、大切な活動だと考えています。とくに普及啓発は、より多くの皆さんに知ってもらうことが第一歩。野生動物リハビリテーターは常にイベントの準備にも追われています。

  • 知って防ごう!トビとのトラブル
    人による安易な餌やりが原因で、人が持っている食べ物を奪うようになってしまったトビの行動について調査し、奪われることのないよう注意を促しています。
  • ヒナを拾わないで
    巣立ったばかりでまだうまく飛べないヒナを、ケガと勘違いして保護してしまう「誤認保護」をしないよう呼びかけています。
  • 釣り針釣り糸調査
    人々の放置した釣り針や釣り糸で命を落とす鳥たちが多くいることから、主要河川で釣り針釣り糸の残留状況調査(回収)し、被害防止と環境改善につなげています。
  • 海ゴミGO ME!
    海に漂う人工ゴミは、野生動物たちに悪影響を与えています。海ゴミの回収とともに、展示活動を通して、多くの人に一緒に考えることを呼びかけています。
  • 各地域でのイベント活動
    各種イベントに参加して、傷病野生動物の現状や自然環境の大切をより多くの皆さんに知ってもらえるように努めています。
  • 救護実習&出張授業
    大学生や専門学校生を対象に野生動物の救護実習を行っています。また、小学生を対象に学校等へ出張授業を行っています。